:20周年だからあえて考える。

Jobsの分身といっても良いAppleという会社。Appleは、Jobsがやりたい放題できるように自分のために作ったJobsのための会社である。1997年にJobsがNeXT経由で戻ってきてから、Appleは暗い話題という話題が無い。一年一年着実に結果を残してきている。今年のMacworld後の反応を見れば一目瞭然で、信者のあいだでは物足りないという意見があるが、メディアの反応は凄まじく、AppleMacを作ってる会社なのかiPodを作ってる会社なのかわからない。Mac=Appleという常識さえが微妙さえなってきている。ここまではJobsのやりたい放題やってきた。そこで考えるのはAppleのつぎの20年とJobsの潮時だ。JobsはiPodを世界中の音楽ファンに届けたいと言っている。iPodは一度手に取ると、すんごいとしか言いようがなくなる。本当に「世界的革命を起こす」ものだったと、言えてしまうからすごい。そして、その革命品を世界中に届ける事がAppleの使命だとJobsは言う。それならば、iPodを世界に届け終えたときがJobsの潮時なんじゃないかと思う。それが、5年先か10年先か分からないけど、その先はAppleはお嫁に行かないとダメなんじゃないかと思う。Jobsと似ても似つかぬ人であって、Jobsと同じくらい大きな夢をコンピュータという機械に抱いてる人が良いなと思う。