:iPhone SDKの罠

Wiiのビジュアルコンソールを使ったことがある人なら、ソフトを買ったことがある人もいるだろう。最近はマリオが懐かしいという男性がでてくるCMでもやってるあれだ。あれのメリットは、ソフトの借り貸しができないので、ソフトを一人一人に買ってもらうことができる。もしくは、中古市場にとられてしまう利益を自社に還元できる。昔のソフトをわざわざ在庫しておかなくて済むなど、メーカ側に多々メリットがある。ゆくゆくは新ソフトもバーチャルコンソールで販売することも不可能ではないだろう。ユーザ側には安価に価格設定してある---はずだ。(と思ったら、すでに今月からそういうサービスを始めるみたいですね)
MicrosoftxBox360で、ゲームソフトをWindows上でつくるのと同じ感覚でできるようにしている。そもそも今まで座敷の高かったゲーム開発という分野をWIndowsでプログラムをしたことがある人向けに優しく仕様を持っていっている。
AppleiPhoneはそんな任天堂Microsoftのいいところを持っていくと、iPhone SDKの発表を持って言ってしまった。儲るプラットフォームと睨んでか、MacOSXSDKは無料なのに対し、iPhoneSDKはハナっから99ドルだ。
Appleはたまに恐ろしくなるくらい強かに作戦を発表してくる。Jobsの発案だろうが、世界一商売の上手な企業だなぁとつくづく思う。