:結婚とは一種の狂気ではないのかと

会社の先輩が「おごるから、お客さんと飲みにいこう」と言うので、ついていく事にした。もうね。先輩が後輩を見るという構造は、ウチの会社では崩れきっているので、こういう先輩にはついていって、話術を盗むのは絶好の機会としか言いようがない。先輩とおいらとお客さんの3人で飲みにいく事に。
一次会は普通の居酒屋。二次会はおねーちゃんのお店へ。
いまいち盛り上がらない話は、結婚の話に。すると独身男3人とおねーちゃんが妙に盛り上がり出す。女の子は自分の親が近所にいる事が大前提になっている。何かあったときに、絶対の安心感になるという。自分が寝込んだ時も、子供が風邪を引いた時でも、何かあったら自分の親を頼りたい。らしい。
さらに今の生活の方がよく、結婚すれば今まで一人で一人の養いだったのが、一人の収入で二人、三人、四人と分母ばかりが増え生活レベルが下がる。それも受け入れられない。らしい。
結婚すれば何もかもがマイナスに働く。それがイヤだという事。何よりも実家から離れる事を極端に嫌う。
転勤族の上、たまにまともに帰れない状況に陥る今の仕事では、結婚できないなぁと実感する。

ついでに、「友達が一度は結婚した方が良いよぉ〜って言うんだ」の「一度」意味も全くわからない。そんなに他人の人生は軽いもんなんですかねぇ。