何と言いますか。

http://www.apple.com/pr/library/2004/jan/05bod.html

見た瞬間「そんなにiTunesiPod関連の事業に力を入れていくのか」と思いました。これで100ドルiPodが発表されないほうが不思議の状態になりました。だって、あんまり音楽を聴かない人たちでも、シリアルを買って一曲プレゼントって書いてあったら聞くでしょ。ダウンロードするでしょ。気に入ったら持ち運びたくなるでしょ299ドルiPodだけだったら困るでしょ。気軽に買えないからね。100ドルiPodがあれば背伸びすれば買える価格でしょ。ただしパソコンあることが前提だけど。気軽に音楽を探せる(=楽しいもの)となるとパソコンそのものを買う人も出てくるんじゃないかな。
気軽に音楽を聞ける状態を提供し、気に入ったアーティストがいれば聞くし買うし。もちろん自分のお金でね。音楽って自分のお金を出さない限り楽しめるものじゃなかったんだよね。スーパーの店頭でやってる「試食」ならぬ「視聴」的なものも、店ではあったけど、自分の聞きたいものが聞けなかったり気軽に聞けなかったりするからな。このスタイルは先にJobsが音楽ビジネスについてインタビューを受けたときの内容とリンクしてきますな。
この波からいくと、今回のMacworldExpoのテーマは「AppleSony宣言」になるかもしれませんな。WalkmanSonyが獲得したAVに強いSonyというイメージを数年後、AppleiPodを使って同じストーリを描くのかもしれない。